「去年のマシンは決して扱いやすいものではなかった。強さを発揮できたサーキットでもそれは変わらなかった」とアリソン。
「強力な結果を出すために週末を乗り切る方法をなんとか見つけ出したが、簡単ではなかった。(ニューマシンの設計においては)そういう面に取り組んできたつもりだ。今年型がエンジニアやドライバーにとってより理解しやすいものになり、マシンをベストの状態に持っていく方法がより明白になることを期待している」
「全体的に昨年型よりエレガントなデザインとなった。昨年はレギュレーションが一新され、それによってどういう方向に進むのか、確信が持てなかった。そのため昨年のマシンには適応のため微調整する余地を多く持たせたものになった。しかし今年は自分たちが目指してきたものに多少自信を持ち、いくつかのコンセプトにおいて100パーセント確信を持って取り組むことができた。そのため、よりタイトなパッケージを実現し、さまざまな部分を限界により近づけることができたのだ」

22日、フィルミングデーとしてニューマシンのシェイクダウンを済ませたメルセデスは、プレシーズンテストがスタートする26日から本格的なテストに取りかかる。
