ハミルトンは安定したペースで周回を重ね、34周目に2回目のピットストップを行い、スーパーソフトへ交換。ファステストを出しながら快調に飛ばしていく。36周目にはマッサがピットに入り、そのままガレージへマシンを戻してリタイア。チームメイトのバルテリ・ボッタスは入賞圏内での走行を続ける。40周目、リカルドがコース上でアンダーステアに苦しむ僚友フェルスタッペンをパスして、3番手に浮上した。2番手のロズベルグは次のピットで5秒ペナルティを消化するため、これでリカルドがハミルトンを追いかける立場となった。

 そして46周目にリカルド、47周目にハミルトンが最後のピットストップを行う。それぞれスーパーソフト、ソフトでコースに復帰すると、リカルドはハイペースで差を縮めていく。両者の差は一時、約6.5秒まで縮まったが、ハミルトンもペースをコントロールしてリカルドに接近を許さない。3番手フェルスタッペン、4番手ロズベルグも前との差を縮めることができず、進んでいく。

 終盤、ザウバーのフェリペ・ナッセがピットレーンでマシンを止めて57周でリタイア。上位グループでは、61周目にヒュルケンベルグが2ストップ作戦でタイヤに苦しむボッタスをかわして7番手へ。その後、3ストップだが、やはりタイヤと燃費に悩んでいたアロンソがセルジオ・ペレスにかわされ、ポイント圏外へ後退してしまう。しかし、バトンがボッタスを抜いて8位に浮上。ダブル入賞とはならなかったが、マクラーレンは4ポイントを獲得した。

 ハミルトンは最後まで集中力を切らさず、完勝。7月の4戦すべて連勝で飾り、シーズン後半へ向けてはずみをつけた。フェラーリ2台はレッドブルの後塵を拝し、コンストラクターズ選手権ではレッドブルがフェラーリを逆転して2位に浮上している。

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