(4)ウイリアムズの低迷は、基本コンセプトの問題か

不調を極めるウイリアムズ

 不調を極めるウイリアムズはスペインで大幅アップデートを投入するはずだったが、小規模な改良に留まった。アレックス・ブルツは、「問題の根本は、ディフューザーが機能していないところにある」という。

「フロアとディフューザーが発生すべきダウンフォースが、想定した数値にまったく達していない。去年も同じ問題が起きていたが、ここまで深刻じゃなかった。でも今回は、ほとんど機能を停止してるレベルの問題だ。マシンにグリップはなく、ドライバーにとってはまともに運転できる状態じゃない」

 開発エンジニアは、「夏前の解決は、期待できそうにない」と、かなり悲観的だった。

 スペインGPの車体アップデートは決して少なくはなかったものの、例年に比べると百花繚乱というほどではない。中でもウイリアムズとトロロッソは、ひょっとすると見落としている部分はあるのかもしれないが、ほとんど変更点は見当たらなかった。

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