(Crash.netに語り)ファーストスティントで履いたハイパーソフトでこんなに多くの周回を走り切ったなんて、信じられないよ。レース前にはタイヤに関して全く自信がなかった。デグラデーションが大きいのを見てきたからだ。だから序盤はすごくタイヤに気をつかった。

 皆がピットに入った後でプッシュし始めたら、タイヤ交換をしてスーパーソフトやウルトラソフトを履いたドライバーたちより速かった。今日の僕らには本当に速さがあった。ペースがよかったからこそ、(戦略で)ポジションを上げることができたんだ。

 ロックさせないようにすごく慎重にブレーキングして、コーナー半ばでフロントを傷めないよう、できる限りスムーズにステアリングを切るよう心がけた。優しいスロットル操作をしつつ、同時に速く走らなければならなかったので、簡単ではなかった。

 昔は(タイヤの扱いは)あまりうまくなかったので、GP2の2年目、ピレリタイヤについてたくさんのことを学び、ドライビングスタイルやレースへのアプローチを少し変えた。今日のようなレースができたことで、その努力が報われたと思う。

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
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