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F1 ニュース

投稿日: 2016.08.16 10:08
更新日: 2016.08.16 11:41

メルセデス一強状態のF1を憂うバトン、来季のルール改正で追い上げに期待

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F1 | メルセデス一強状態のF1を憂うバトン、来季のルール改正で追い上げに期待

 ジェンソン・バトンは、2年半に渡ってメルセデスに挑戦できるチームが存在しないことが、F1を退屈なものにしたと考えている。

 メルセデスは現在、3年連続のタブルタイトル獲得に向けて猛進中だ。ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは最近も大接戦を演じているが、ふたりと競合できるライバルが不在であることが、F1にとってのマイナス要因になっているとバトンは語る。

「(ふたりの戦いは)僕に関係のあるものではない。誰が勝つか、勝たないかは僕に何の影響も与えない。僕にとって重要なのは、トップでの戦いに他のチームが関わるか否かだ。同じマシンに乗ったふたりだけがトップ争いをするなんて状況は、F1のあるべき姿ではない」

「他のメーカーやチームが(バトルに)加わる必要がある。僕らが十分な仕事をしていないせいで、F1がつまらなくなっているんだ。(今シーズンのスペインGPで)メルセデスがいなかったときは、4人が優勝争いをしていて、その状況を誰もが喜んでいた。それはこの3年間、僕らが目にしてこなかったものだから、今後はもっとそういったバトルが見られるようになるといいね」

 来シーズンに導入される大幅なレギュレーション変更によって、他チームがメルセデスに追いつくチャンスを得ることを、バトンは望んでいる。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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