2018年F1第7戦カナダGP予選 フェルナンド・アロンソは14番手と振るわず

 Q2では決勝のスタートタイヤを見据えてメルセデスAMG勢、フェラーリ勢がウルトラソフトで1回目のアタックに入る。しかしルイス・ハミルトンはヘアピンでタイヤをロックさせてフラットスポットを作ってしまい、タイムもバルテリ・ボッタスから0.226秒遅れてしまった。

 ハートレーもアタック1周目はヘアピンでリヤが滑ってしまいアタックをし直し、残り時間の都合でチャージが充分でないままのアタックとなり12番手。ハイパーソフトを履いたフェルスタッペンは1分11秒472でトップに立つが2番手ボッタスには0.042秒しか差がない。

 残り4分を切ったところで全車が2回目のアタックへ入り、10番手まで1.049秒しかなかったためメルセデスAMG勢、フェラーリ勢もハイパーソフトでアタックに向かう。しかしフェラーリ勢もメルセデスAMG勢もそのままタイムを記録せずピットに戻りウルトラソフトでのスタートを確定させた。ベッテルはバックストレートで左右に何台ものトラフィックに引っかかりアタックに入るのを断念している。

 中団ではここで各車がタイムを更新する中でルノー勢とフォース・インディア勢が速さを見せQ3進出を決め、マクラーレン勢、シャルル・ルクレール、ハートレー、ケビン・マグヌッセンがQ2敗退となった。

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