ペースが振るわないボッタスは39周目にピットインして新品スーパーソフトに交換しプッシュする作戦に切り替えた。これを見て同じようにペース不足に苦しみながらもボッタスの位置を気にしてステイアウトしていたベッテルも翌周ピットインして中古ウルトラソフトを履く。

 2台はハイペースで中団勢を追いかけていく。スーパーソフトを履いたため好ペースを維持していたライコネンは47周目のバックストレートでリカルドを捕らえてパスし3番手に浮上してみせた。

 残り4周の時点で6番手を走っていたサインツがパワーユニットに問題を抱えてパワーが低下。背後に迫ったマグヌッセンとボッタスが簡単にパスして6番手・7番手に浮上する。その直後、ターン10でランス・ストロールの左フロントタイヤにデラミネーションが発生しフロントウイングを叩いて壊しデブリが散らばったためVSCとなる。

 最終ラップのターン6でVSC解除となったが結局そのままチェッカードフラッグを迎え、ハミルトンが28年ぶり開催のポール・リカール初制覇。フェルスタッペンが2位、ライコネンが3位という表彰台となった。

 リカルドはフロントウイングにダメージがあったためペースが低下し4位、ベッテルは5位まで挽回したが、ボッタスはVSCの影響もありマグヌッセンを抜ききれず7位、サインツは8位でレースを終えた。ヒュルケンベルグが9位、予選で好走を見せたルクレールは10位で1ポイントを獲得、ハートレーは14位でフィニッシュとなった。

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