でも土曜日はトロロッソ・ホンダの方が、ずっと大変でしたよね。ブレンドン・ハートレーがFP3でサスペンショントラブルで大クラッシュを喫し、原因がはっきりわからないためにピエール・ガスリー車のサスも大急ぎで交換してました。
それにしても最近のF1マシンって、足回りの交換だけで3時間もかかるんだそうな!それを今回は2時間でやり遂げて、みんなでガッツポーズ!トールマン、ベネトンのメカニックだった津川哲夫さんに、「昔はどれぐらいで?」って訊いたら、「ん~、15分だね」だって(笑)。
大クラッシュに遭遇した上に、予選も走れなかったハートレー選手。
「僕は決して迷信深いわけじゃないけど、ちょっといろいろ続きすぎてるよね」と、いつも前向きな彼には珍しく、「何とかしてくれ~」といわんばかりでした。
さすがにこれでトラブルも打ち止めだろうと思ったんですが、甘かったですね。
決勝日の朝にモノコックとエンジン本体などを交換して、チェック走行も無事に終えて、さあピットからスタートしようという矢先にトラブル発生。
さすがに厳しい表情でした。どうやら交換作業の際に、燃料パイプの組み付け不良が出てしまったようです。結局1周しただけで、リタイアとなってしまいました。