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投稿日: 2018.07.13 10:24

【ブログ】怒涛の3連戦とワールドカップで寝不足の日々……/F1自宅特派員レポート

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Blog | 【ブログ】怒涛の3連戦とワールドカップで寝不足の日々……/F1自宅特派員レポート

さあ、やっと現在にたどり着きましたぞ!
イギリスGP! シルバーストン・サーキットでございます。

ちょうどF1にサッカーワールドカップも重なって、イギリスはもうお祭りでしょうそうでしょう。
観客総数は34万人!

……あれちょっと待ってください、我が北海道は旭川市の人口33万8千人……。
旭山動物園の愉快な仲間たちを足しても、ちょっと足りていませんね。
あのサーキットな空間は、どうなっているのでしょうか。

それにしても、初の3週連続GPの最終戦。
首が痛い病が発症したベッテルさんも、もしかして疲労蓄積のせいでしょうか。

ドライバーもチームもベストを尽くせない状況は、ファンにもありがたくはないわけで。
本当、来年は適度な隙間でお願いしたい。

ハートレーさんには次から次に不運が……

このイギリスGP、決勝前から波乱なカホリはしておりました。
FP3でサスペンションが折れてクラッシュしたハートレーさん。

予選Q1で、マゴッツからクネクネダンシングコーナー付近でやらかしてしまったウイリアムズの2台。

もしかしてだけど、今のウイリアムズの空力設計では高速クネクネは高度すぎ、いやなんでもありません。
この3台は、仲良くピットレーンスタートです。

決勝、ナイススタートだったフェラーリのおふたり。
それに比べてハミルトンさん、どうしたの、スタート失敗なの?

我らがライコさん、割りを食ったと思ったら、まさかのハミさんと接触。
おおぅハミさん、17番手まで後退してしまいましたよ、これは申し訳ない。
そうですね審議ですよね、わかります。
結果10秒ペナルティの有罪でございました。

……10秒か。

前回のベツさん(対ボッさん)が5秒。
前回の(フェルス)タッペンさん(対ライコネン)は無罪。

……10秒か。

後方でも、セルジオ・ペレスさんが一人スピンしておりましたよ。
ピットレーンスタートのウイリアムズ勢の前を、ご対面状態でシュールに横切っていくペレスカー……。
ドライバーの動体視力はんぱないから、あれきっとお互いに顔みえていたんだろうなあ。

ピットスタートのウイリアムズとニアミス。危ないっ

こんにちは、さようなら、また会う日まで。(※またすぐ会えます)

鬼走りのハミルトンさん、ぐいぐい順位あげていますが、2ストップとのうわさ。
ライコさんも無線で「プランB」って言ってたから、まあ2ストップでしょうな。
13周目のピット時に10秒ペナルティも消化。11番手からまたもりもり追い上げますよ!

それにしてもミディアムタイヤ、フェラーリはあんまり得意じゃない印象だったんだけど、十分つかえてるよね?
ファステストだしながら、軽快にぶっ飛ばしていたライコさん、しかしレッドブルで足止めに。

リカルドさんはなんとか抜けたけど、タッペン氏をなかなか抜けない。抜けない。抜けない……。
後のライコさんのコメント曰く、

「レッドブルの車は、後につくと他の車の後ろにいる時よりも気流が悪くなりダウンフォースを失って近づけない」

とのこと。
なるほどなるほど、そういうことか。
たしかに、このレースでレッドブルをちゃんと抜いた車、見た記憶がないような?

そんなレッドブルのリカルドさん、30周目に2回目のピットイン。
ハミ&ライコさんも2ストップと踏んでの決断ですよね、さすがです。
しかしまさかのエリクソンさんクラッシュ……。

DRSが開いたままでハンドル切って事故ってセーフティカーがでるなんて、誰も予想できませんって!
セーフティカーの登場で、フェラーリ勢はありがたくピットストップさとせていただきまして、
対するメルセデス勢は、ステイアウト。

さて問題です。

これは正解?
不正解?

ボッさんがタイヤ交換にはいっていたとしたら2位のままだったけれども、順位入れ替えがあったかもで、
2位ハミルトン
3位ボッタス
4位ライコネン
コンスト的にも入れた方がよかったのかなあ?

結論、不正解?

いやいや、それはすべて結果論ですよ、ホンマさーん!

さてリスタート後、更にもう一度セーフティカーが登場するわけですが……。
サインツくんとグロージャンが接触してのアウト。

前回活躍したと思ったらまたこのオチかああ。
ペナルティなかったので、一概にグロさんが悪いわけではないということでしょうが…もっと大事に走ろうよ!

前回優勝した(フェルス)タッペンさんも、ブレーキトラブルでアウトでございます。
(ところでブレーキ・バイ・ワイヤーって何)

あとガスリーくん、レース後ペナルティでポイント取り消しでした……。
グロさんはペナルティなしで、これはあり。
わたくし、ペナルティ指標がよくわかりません。

とりあえずグイッと

我らがライコさんは、3位表彰台でございました。
10秒ペナで、正直あきらめていただけに、これはうれしい。

ハミさんとの接触も、自分のミスだとインタビューで謝罪いたしましたよ。
この人、こういうの正直だよなぁ。

被害者であるハミさんはというと、インタビューを避け、俺をひとりにしてくれオーラ全開でございました。
わかる、わかるよ!

なんてったって母国だし、サッカーも調子いいし、勝ちたかったさ。悔しいさ。
いや本当にすまんかった、と心痛めていたんだけれども……。

「興味深い戦略だね(意味深)」

に、全わたしが立ち上がりました。
なんだとー!グッジョブ・セカンドって言いたいのかー!
よしきた、2008年のカナダGPの話しをしようではないか。

と思ったけれども、あとから訂正してきたから許す。許すさ。
……でもこれですべて帳消しな!(笑)

最後まで大騒ぎなイギリスGPでございましたね。
この後も、イギリスはサッカーで盛り上がるんだろうなあ。
いいなあ。

さて次戦は、ドイツ、ハンガリーの2連戦!
またお会いしましょう!

ホンマ ナオコ

おまけ

タイヤが、とてもきれいに抜けたんです……。

うれしかったので、塗装までしてしまいましたよ。
今年はスーパーソフトでしょ!


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