2018年F1第12戦ハンガリーGP ブレンドン・ハートレー
2018年F1第12戦ハンガリーGP ブレンドン・ハートレー

 一方、ガスリーの真後ろの8番手からスタートしたチームメイトのブレンドン・ハートレーにとっても、スタートがポイント獲得へ向けた分岐点となった。

「ハートレーはスタートでソフトタイヤを履くルノーのサインツの後ろに回ってしまったのが痛かった。こちらはウルトラソフトを履いてスタートしていたので、もっと速いペースで走ることができたけれど、このサーキットはオーバーテイクが難しいので、抑えられてしまった」と田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクターはレース後に語った。

 ハートレーは、サインツをアンダーカットして早めにピットインしたが、アンダーカットは成功しなかった。逆にここでミディアムタイヤを履いたために、ソフトタイヤで1回目のピットストップを遅らせていたロマン・グロージャン(ハース)とマクラーレン勢2台にオーバーカットされてしまう。

 レースはほとんどのドライバーが1ストップとなったため、抜きどころがないハンガロリンクでは、これ以上ポジションを上げることは難しく、ハートレーは惜しくも11位に終わり、チームとしてダブル入賞はならなかった。

2018年F1第12戦ハンガリーGP ピエール・ガスリー
2018年F1第12戦ハンガリーGP 6位に入賞したピエール・ガスリー

 ただし、2台そろって完走したいと語っていた田辺TDは「ダブル入賞はできませんでしたが、いま持っている力を出すことはできたと思います」と、ある程度、納得のいく表情だった。

「ここ数戦に比べると、いい走りができていた。これからデータを分析して、夏休み明けからは戦闘力を上げて戦えるように準備したい」

 後半戦へ向けて、良い形で前半戦を締めくくったトロロッソ・ホンダだった。

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