モルの質問はおそらく冗談交じりのものだったが、ガスリーの答えは分別のあるものだった。「フェルスタッペンを叩きのめしたい」という、非現実的な野望を口にしたところで、彼自身のためにはならないだろう。

 しかしながら、ドライバーの第一目標はチームメイトに勝つことだ。ガスリーは、果敢で素晴らしく速いフェルスタッペンを相手に、来年はすべてのセッションとラップにおいて全力を尽くさなければならないことを理解している。彼を倒すためではなく、“最速のマックス”に追いつくためにだ。

「隣にいるドライバーがとても速いのはいいことだ。お互いのベストを出し合えるし、素晴らしい時間を過ごせるだろう」

 素晴らしい時間になるか、一触即発な時間になるかは、いずれ分かることになるだろう。

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