ウイリアムズと合意できなかった場合の選択肢のひとつが、フェラーリの開発ドライバーのポジションだとみられている。現在その役割をダニール・クビアトが担い、主にシミュレーターでの作業を担当しているが、彼は2019年にトロロッソに復帰することが決まった。
「(フェラーリと)話をしている」とクビカは認めた。
「短時間のテストの間だけだったとしても、赤いレーシングスーツを着る機会が訪れるなら、僕にとっては人生で最大の夢のひとつがかなうことになる。かつて選ばれながらも、アクシデントのために実現しなかった」
「(フェラーリとの)話がまとまると言っているわけではない。でも、チャンスがあるなら検討する」
2011年にラリーでのアクシデントで重傷を負う前、クビカはF1で非常に高い評価を受けており、2012年にルノーからフェラーリに移籍することで合意していたことが知られている。