チームのアンバサダーとしてだけでなく、技術的な面でのサポートも今回の契約では明記されている。

「たとえばシミュレータに乗ってもらうなど、これまで以上に積極的に協力してもらうことになるでしょう。来年はレギュレーションが大きく変わるので、ジェンソンのような経験があるドライバーなら、これまでのマシンとの比較もしやすいので、シミュレータに乗ってもらうのは大きい。シェンソンのようなドライバーをシミュレータ・ドライバーとして起用できるというのは、とても贅沢な話だと思っています」と長谷川総責任者は語っている。

最後に来年からレースドライバーとして共に戦うバンドーンについてだ。
「ストフェルに期待することは、もちろん、速さと安定性です。すでに今年のバーレーンでそれらを兼ね備えているところを見せていますが、若いドライバーというは、得てして自分を良く見せようとして無理をして失敗したり、または失敗を恐れて自分の力を出せないことがあるので、そういうことがないように落ち着いて、彼のパフォーマンスを100%発揮してほしいなと思っています」

バンドーンは今回ホンダがF1に復帰する際、初めてマクラーレン・ホンダとして、2014年最終戦直後のアブダビのサーキットでテストしたときにステアリングを握ったドライバー。今年は日本のスーパーフォーミュラでもホンダ・エンジンを走らせている。ただの新人ではなく、ホンダとともに歩んできたドライバーだ。彼には新しい歴史を刻んでほしい。

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