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F1 ニュース

投稿日: 2019.02.14 10:00
更新日: 2019.02.14 11:59

2019年F1技術レギュレーション解説(1)フロントウイングを単純化。マシン後方への乱流発生を防ぐ

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F1 | 2019年F1技術レギュレーション解説(1)フロントウイングを単純化。マシン後方への乱流発生を防ぐ

 上述したように最大の変更点は、フロントウィングである。オーバーテイクを阻害する最大の要因は、このフロントウィングの形状にあると判断したからだ。

 マシン両脇から後方への乱流をできるだけ抑えるために、ウィングや翼端板の形状はできる限り単純化された。無制限だったフラップの枚数は、最大5枚に制限されている。

フロントウイング:【上段】2018年仕様/【下段】2019年仕様】

 さらにデフレクターやカスケードウィングの装着は禁じられた。ウィング底面につけられたアンダーウィングストレーキも、左右二つずつの計4つに制限されている。

 ただしこのままだとフロントウィングによるダウンフォースが大きく減ってしまうため、面積を増やすと同時にウィング幅も1.8mからマシン幅と同じ2mに広げられた。

(その2に続く)

2018年型マシンと2019年型マシンの比較図
2018年型マシンと2019年型マシンの比較図


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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