ウイリアムズのテクニカルディレクターを務めるパディ・ロウは、チームが最終日の午後のプログラムを調整しなければならなかったことを認めている。クビカも落胆していたように、『FW42』は「くたびれすぎてテストが継続できない」ほどのコンディションだったという。

「午後のロングランは残念ながら中止することになった。多くの重要なボディワークのパーツが摩耗してしまい、マシンからもロバートからも、有益な情報を得ることができなくなってしまったからだ」

「そのため、この時間をオーストラリアへ向かう前に必要な、(スタートやピットストップなどの)最終的なレース手順の練習へと変更した」

「テストに遅れて到着したことを考えると、走行中の信頼性そのものは非常に高い。今日までに当初予定していた走行距離は走ることができたし、使えるタイヤはすべて使っている」

「しかし今日は、最後にマシンがくたびれてしまったのだ」

「オーストラリアのような重要なレースに向けてリソースを節約するという点では、計画を変更したことは正しかったと感じている」

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