──F1デビュー戦は、どんなアプローチを考えていますか。とりわけ慎重に、完走を考えている?とにかくクラッシュだけは、避けたいとか?
アルボン:デビュー戦だからどうこうというより、このサーキットがどんな特性かを考えるかな。ここは路面もバンピーで、ほこりっぽくて、路面グリップが走る度に変わっていく。すごくトリッキーな、新人のデビュー戦には決して向いてないコースだよね。

 だからこそ、ここを走り切れたら大きな自信になると思う。とにかくセッションごとに、その段階での課題をクリアしていく。それだけを考えて走ろうと思っているよ。

──レーススタートのことも、気になるでしょうね。
アルボン:確かに!それも明日以降、考えていくよ。グリッドポジション次第で、もちろん戦略も変わるわけだし。でもとにかく完走を目指すよ。

──トロロッソ・ホンダのパッケージについて、どんなマシンなのか語ってくれますか。
アルボン:テストは、本当に順調だった。とはいえ全部で4日間しか走ってないわけで、僕のようなルーキーには決して十分な時間じゃなかった。

 でもチームは、その間にほとんどのメニューを消化して、クルマへの理解も飛躍的に進んだ。あくまで現時点ということだけど、決して運転しにくいクルマじゃない。

 ただ高速区間は、ちょっと手こずるかな。挙動が少しトリッキーなんだ。だから今週末は、(高速複合コーナーの)ターン11、12は気をつけようと思っている。

 僕がF1マシンの高速コーナーでの速さに慣れれば、解決されると思うけどね。マシンフィーリング自体は、決して悪くない。ただカタロニア・サーキットはすごくスムーズで、一方アルバートパーク・サーキットはさっき言ったように埃だらけだし、路面もバンピーだ。そこでいかにミスなく、スムーズに走れるか。とにかくベストを尽くすよ。

アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)

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