市街地コースであるアルバート・パークとバーレーン・インターナショナル・サーキットとでは環境が著しく異なる。バーレーンの砂漠地帯にあるコースで週末に行われるレースは、前戦オーストラリアGPとはまったく異なる展開になるとウォルフは予想している。

「バーレーンでは前戦とまったく異なる戦いが展開されるだろう。レースウイーク中、特にセッションごとに変わる気候条件に対応すべく、独特のチャレンジが要求されるからだ」

「1回目と3回目のフリー走行は昼間に行われるため、空気も路面も非常に高温になっているはずだ。一方でフリー走行2回目と予選、そして決勝はいずれも温度が相当下がった夜のレースとなる」

「こうした温度変化により、セッションのたびに最適なマシンのセットアップやバランスを決める必要があるため、非常に難しい調整が要求される」

 バーレーンでどのような気候条件が待ち受けているかにかかわらず、メルセデスは初戦で見せたようなベストな戦い方を再現しなければいけないと考えている。

「我々としては、マシンのパッケージから最大限のパフォーマンスを引き出さなければならない。週末を通してマシンの改善を進め、高い競争力を維持できるよう、努力し続ける」

「我々は近年のバーレーンで素晴らしい戦いを展開できている。だから今週末にエキサイティングな走りが見せられることを期待しているよ」

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