そのことは、フリー走行2回目に入って、明らかになる。メルセデス勢が1分11秒台前半を叩き出したのに対して、レッドブルはガスリーが1分11秒938の4番手。フェルスタッペンは1分12秒052で6番手に終わった。

 もちろん、フェルスタッペンはニュータイヤに履き替えてタイムアタックを開始した直後に、「インダクションポッドからデブリが入って、ラジエターが水漏れを起こして、交換するためにピットインしなければならなかった」(フェルスタッペン)という不運があり、もう少しタイムは縮められただろう。

 ただ、田辺TDによれば、「ラジエターを交換した後の走行でも、マックスはあまりハッピーではなかったようです」と、土曜日に向けてはやるべき課題は多いようだ。

 とはいえ、「方向性を見失っているわけではないので、いい滑り出しだったと思います」と田辺TDが語るように、まだ挽回する余地は十分残されている。

 特にこの日のフェルスタッペンのベストタイムは、フリー走行2回目が始まってすぐに履いた1セット目のもの。この日、3番手のベッテルの1セット目の最速タイムは1分12秒730だったことを考えれば、メルセデスはともかくフェラーリ勢とは十分に戦えるポテンシャルはあるようだ。

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