今年、グティエレスはブルーフラッグへの反応が悪いとたびたび批判を受けている。ハンガリーGPではルイス・ハミルトンが怒りを示し、グティエレスは5秒のタイムペナルティを受けた。ドイツではダニエル・リカルドが批判的な発言を行っている。
ベルギーのFP3では、グティエレスがパスカル・ウェーレインをブロックしたとして5グリッド降格ペナルティを受けたが、これはグティエレスに状況を知らせなかったチームのミスであると代表は明言している。
「チーム代表やチームマネージャーなら誰であっても、ドライバーがブルーフラッグで大量に時間をロスすることを喜ばないはずだ」とグティエレスは言う。
「間違ったことをしたら、ペナルティを受ける。単純な話だ。ブダペストでの行動はよくなかった。そのためにペナルティを科された。ルイスが文句を言ったからそうなったわけだけど」
「でもシンガポールではペナルティを受けなかった。僕は自分のレースをしていた。僕だって戦っていたんだ。これからも自分のやり方でいく」
「(ウォルフに)そんなことを言われるなんてがっかりだ。みんな、僕を物笑いの種にすればいい。言いたいことを言えばいい。だけどルールがある」
「僕はこれからも前に進み、改善することを目指していく。僕はこのところ一貫したリザルトを記録している。トップ10に入って入賞するまであと一歩のところまできているんだ」
「何も僕の邪魔はできない。プッシュし続ければ、いつかポイントをつかめる。そう信じている」
ウォルフの発言を受け、ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーも、グティエレスが「たたかれ役」にされるのは理にかなっていないとして、強い反発を示している。