ハミルトンは開始30分過ぎにターン3でアウト側の人工芝にタイヤを落としてスピン、左フロントタイヤに大きなフラットスポットを作ったが、すぐにマシンを立て直して再走を果たした。その後、セッションはロズベルグ、ハミルトン、リカルド、ライコネン、バルテリ・ボッタス、ベッテル、アロンソのオーダーで終盤の予選シミュレーションに移った。
ここでは、それまでガレージで作業に追われていたクビアトも合流。まずはフェラーリのベッテルがベストタイムを約1.6秒も更新する1分26秒177をマークする。一方、そのベッテルをすぐに上回ったロズベルグは約0.7秒の更新に留まり、2台のギャップは0.165秒の僅差となった。また初日トップのハミルトンもシケインのミスがあったものの、こちらも約0.7秒の更新で3番手タイムとライバルに比べて大きくタイムを縮めることはできなかった。
4番手はボッタス。ライコネンが5番手で続き、リカルドがウイリアムズのフェリペ・マッサを上回る6番手につけた。マクラーレン・ホンダはミディアムタイヤでジェンソン・バトンが11番手タイムを記録したが、暫定7番手につけていたアロンソはコンマ1秒の更新に留まり、最終的なポジションは14番手となっている。
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