■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=6位
楽しいレースだったよ。いいスタートを切って前に出ることができ、ほんの1周ほどとはいえ、メルセデスやフェラーリとバトルができた。でも、そんなポジションは早々にあきらめて、自分のレースを考える必要があったんだ。
1周目にはアルファロメオの1台に、ターン4のアウト側から抜かれてしまった。僕としてはあまり抵抗もできず、それで4番手に下がって、さらに5番手に落ちた。その後はしばらくマックス(・フェルスタッペン)を背後に抑えて、ポジションを維持できた。最初の数周はタイヤをセーブしていた。そして、タイヤは大丈夫とわかった段階でプッシュし始め、その後はやるべきことをやった。つまり、ギャップを築いて、ピットに入り、それ以降はペースのマネジメントをしたわけだ。
ミディアムを履いたので、いったいどこまでやれるか、あるいはスティントの終盤にはタイヤがどうなるか、少し不安なところもあった。最後の数周はガスリーにプッシュされたけど、僕はタイヤを持たせるためにやるべきことをしていて、余計なリスクを冒したくなかっただけだ。本当にプッシュする必要があれば、まだかなり余裕はあったよ。
サーキットのスタッフだけでなく、ファクトリーにいる人々も含めて、マクラーレン・チーム全体に心からありがとうと言いたい。僕のホームレースがますます楽しみになってきた!