次第にその他のマシンもスーパーソフトに切り替える中、FP1で4番手につけたフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは突然左リヤタイヤのパンクに見舞われてしまい、その後はライコネンや再度タイヤを戻したニコ・ロズベルグ、フェリペ・マッサらとともにソフトタイヤで周回を重ねることとなった。

 だが、セッションは開始35分過ぎに予報通り雨が降り出し、その後は時間とともに雨足が強まる一方に。そのため、コース上はしばらく無人の状態が続くこととなったが、依然雨が降り続けているにもかかわらずメルセデス2台はインターミディエイトタイヤを履いてコースインする。

 これにはモントリオールのファンも歓声で応えたが、先を走っていたハミルトンはターン10のブレーキングでアクアプレーニングを起こしてしまい、広いエスケープゾーンの先にあるタイヤバリアにクラッシュ。フロントウイングとノーズにダメージを負ったハミルトンはその場でマシンを降りる羽目となり、セッションも赤旗中断となってしまった。

 この赤旗は10分程度で解除されたが、その後も肝心の雨足は一向に弱まる気配がなく、結局最後までマシンは姿を見せずにセッションは終了。トップ4もハミルトン、ベッテル、ライコネン、ロズベルグで変わらず、5番手以降はロータスとウイリアムズ、そしてレッドブルの2台がトップ10を形成する形となった。

 マクラーレン・ホンダは、21周を走ったフェルナンド・アロンソが15番手。ジェンソン・バトンは20周をこなして18番手につけた。

本日のレースクイーン

綾川ゆんまおあやかわゆんまお
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円