レッドブル・ホンダのシーズン序盤は、開幕戦オーストラリアGPでいきなり3位表彰台に上がったものの、メルセデスとの実力差を毎回のように実感させられていた。優勝が期待された第6戦モナコGPでも、ペナルティを受けたとはいえ4位が精いっぱい。もはや今季は勝てないのでは、という空気が流れて始めた第9戦オーストリアGPで、堂々の初優勝を遂げた。

 その後も苦手なはずの第10戦イギリスGPで4、5位入賞、続く第11戦ドイツGPで2勝目。さらに初ポールを獲得した第12戦ハンガリーGPは、最後に逆転を許したもののメルセデスを完全に本気にさせたレースだった。それら一連の活躍への分岐点となったのが、「(第8戦)フランスGPで(マックス)フェルスタッペンにだけ起きた、パワーロス症状だった」と、山本雅史マネージングディレクターは舞台裏の真実を語ってくれた。

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