こうした判断が、ロシアGPで早くも功を奏した。フリー走行3回目にクビアトのパワーユニットにトラブルが発生。クビアトはすでにペナルティによる最後尾スタートが確定していたので、もう1セット新しいスペック4を投入することができた。トラブルが起きたことは、決して肯定すべきことではない。しかし、モータースポーツは何が起こるかわからない。こうした状況を想定していたことが、傷口を最小限に抑える結果となった。

 ロシアGPではレッドブル・ホンダは優勝を争うことはできず、トロロッソ・ホンダは2台ともポイントには届かなかった。しかし、レッドブル・ホンダは9番手からスタートしたフェルスタッペンが4位に入り、ピットレーンからスタートしたアルボンは5位入賞を果たした。トロロッソ・ホンダも19番手からスタートしたクビアトは12位まで浮上し、16番手スタートのガスリーも14位完走。全員がスタートポジションより前でフィニッシュした。

 グリッドペナルティはロシアGPで消化した。日本GPは予選ポジションからスタートできる。第6戦モナコGP以来の4台そろっての入賞も不可能ではない。

辛口コラムはF1速報WEBで掲載中
ホンダF1辛口コラム シンガポールGP&ロシアGP編:サマーブレイク前の躍進が嘘のよう。ライバルに再び引き離されたレッドブル

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / スーパー耐久
raffinee μ's
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円