■パルクフェルメルール違反
土曜の予選後はマシンのセッティングを変更することが許されておらず、予選と同じ状態で決勝に臨むことができないマシンはピットレーンスタートが義務づけられる。ただしパーツの整備や交換は認められており、FIAに申請して行うことが可能。だが同じスペックのパーツがなかった場合は、古い仕様への交換でもパルクフェルメ規定違反となってしまう。

■パワーユニット基数制限超え
パワーユニットは主要6コンポーネント:ICE(エンジン)、TC(ターボチャージャー)、MGU-H(熱エネルギー回生システム)、MGU-K(運動エネルギー回生システム)、ES(エネルギー貯蔵装置)、CE(制御ユニット)が各ドライバー年間で規定の基数までしか使うことが許されていない。この制限を超えた場合、コンポーネントごとに5グリッド降格ペナルティが科される。20年はICE、TC、MGU-H、MGU-Kがが年間3基、ES、CE、年間2基までに制限されている。

規定数を上回る最初のパーツ投入時には10グリッド降格、それ以降は5グリッド降格が加算される。計15グリッド降格以上のペナルティとなる場合は、グリッド最後尾スタートとなる。

なお、1グランプリ週末に投入できるコンポーネント数に制限はないが、その週末の最後に使用したもの以外は翌戦以降の使用は禁止(2017年より)。これによってペナルティ消化による『ストック』の蓄積は制限されている。

■ギヤボックス交換
ギヤボックスは6戦連続使用が義務づけられており、これに違反した場合は5グリッド降格ペナルティが科される。ただし対象となるのは予選・決勝のみで、金曜フリー走行には専用のギヤボックスを使用することができる。また前戦でリタイアした場合は次戦に新品を投入することが可能。ギヤボックス内のギヤやドッグリングなど、内部パーツに損傷があった場合、FIAが承認すればそれ単位の交換はペナルティなしで可能。

■サバイバルセル交換
サバイバルセルつまりモノコックの交換に規制はないが、予選後のパルクフェルメ管理下ではモノコック交換を行うと別の車体と見なされるためピットレーンスタートが義務づけられる。

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