ナッセは、全体で最長の第1スティントをミディアムで走行後、49周目にスーパーソフトへ交換しました。レース全体を通して、全コンパウンドの一貫した性能が示されました。

 ルノーのジョリオン・パーマーは、1周を除く全ラップをミディアムタイヤで走行しました。

 今日のレースにおける戦略計算の鍵となったのは、ピットストップにより多くの時間を要する、シーズン中で最長のピットレーンでした。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクターポール・ヘンベリーのコメント:
「フロントローがソフトで、2列目がスーパーソフトでスタートするなど、戦略的要素が濃い決勝でした。各チームは、戦略に関して数多くの不確定要素があった中、レースに起こる諸状況に対応しつつ、あらゆるチャンスを最大限に活用しなければなりませんでした。結果的には予測通り、大半のドライバーがタイヤの摩耗率の低さを活かして1ストップで完走することができました」

コンパウンド毎のラップタイム上位:
ミディアム

1.ベッテル1分22秒497
2.ライコネン1分22秒512
3.ハミルトン1分22秒596

ソフト
1.リカルド1分21秒134
2.ハミルトン1分23秒045
3.ベッテル1分23秒197

スーパーソフト
1.マグヌッセン1分23秒146
2.フェルスタッペン1分23秒397
3.クビアト1分23秒618

最長スティント:
ミディアム69周(エリクソン、パーマー)
ソフト34周(クビアト)
スーパーソフト23周(クビアト)

Truthometer:
 ソフトでスタートしたルイス・ハミルトンは、17周目にミディアムへ交換しました。2位を獲得したチームメイトのニコ・ロズベルグも同様の戦略を採用し、20周目にピットストップを行いました。

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