ダニール・クビアトはトロロッソが2017年の契約更新を決めるまで、F1における自身の将来について不安になっていたことを認めた。
5月のスペインGPを前にクビアトがレッドブルからトロロッソへ降格させられてからというもの、2017年以降の彼の処遇は憶測や詮索の対象になっていた。
トロロッソ移籍以降稼いだポイントは、チームメイトのカルロス・サインツJr.に及ばず、オーナーであるレッドブルがGP2でタイトル争いをしているピエール・ガスリーをトロロッソに迎え入れるとの噂もあったが、最終的にクビアトは新しい契約をものにした。
トロロッソのチーム代表、フランツ・トストは、2017年の大きなレギュレーション変更を前にして継続性の重要さを強調した。
「(2017年のプランを)知ることがそろそろ重要になっていた。さもなければ不安な時期を過ごさなければならなかっただろうから」クビアトはそう語った。
「そして不安な時期がやってきた」
「答えを知りたくてじっとしていられなかった。少しばかりいらいらしてしまったね」
「レッドブルが早めに回答を出してくれたことに感謝している」