スペイン バルセロナでの2016年プレシーズンテスト4日目最終日、メルセデスは午前中はルイス・ハミルトン、午後にニコ・ロズベルグを起用してW07のテストを行った。

 25日の天候は晴れでドライコンディション。ハミルトンは99周を走行し1分26秒295で12人中8番手、ロズベルグは86周の中で1分26秒187を記録し7番手となった。ふたりともミディアムタイヤでこのタイムを出している。

 2日目に新しいバージボードとフロアをテストしたメルセデスは、最終日には新デザインのノーズを試した。チームが“ブルース”と呼ぶこのノーズは、フロントウイングのマウントが非常に小さく、Sダクトのコンセプトが採用されたデザイン。Sダクトはノーズの下からS字型のダクトを通してシャシー上部に空気を流し、空気の流れを整え、ダウンフォースを向上させることを狙うもの。

 4日間のテストを終えたロズベルグは「(新パーツには)間違いなく違いを感じる。何か導入するたびに小さな前進があるんだ」と述べた。
「このマシンは速いし、見た目も気に入っている。本当に革新的なものを取り入れているよね。すごくいい印象を持っている」

「チームとしての大きな進化を感じる。5年前はこんなに革新的なことはできなかった。でも今は、ライバルたちに先んじてたくさんのいろいろなパーツを用意している。自分たちが最速だとは言わないけれど、マシンにいいパーツが取り入れられているのは確かだ」

 ハミルトンは「新フロントウイングに前進を感じた」と最終日の走行の後、語った。
「僕らはあちこちに小さな改善を施している。今回は僕らがこれまで経験してきた中で一番うまくいったテストだと思う」

 次回テストは3月1日から、今回と同じバルセロナで4日間にわたって行われる。これが開幕戦前の最後のテストとなる。

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