ザウバーのマーカス・エリクソンは、ライコネンの8周前にクラッシュしてレースを終えた。アクアプレーニングが起きてバリアに突っ込み、ピット入り口でマシンを止める羽目になったのだ。

 エリクソンの場合はF1タイヤとしてはピレリしか経験していないが、以前のサプライヤーのウエットタイヤの方が優れていたというライコネンの意見に同意した。

「どういうわけかここ2、3年は、コース上に水たまりがあると、走るのがとても難しい。10年前は同じようなコンディションでも皆、問題なく走っていたのに」とエリクソンは言う。

「ウエットタイヤには改善の余地がかなりある。コーナーではいいんだ。でもストレートに水たまりがある場合が問題だ。そういうところを走り抜けられないというのはおかしい」

「確かに雨は降っていたけど、激しくはなかった。(ああいう状況で)赤旗やセーフティカーが必要になるのは問題だ。以前は赤旗やセーフティカーなしでレースを続けることができた。でも今は、水たまりでアクアプレーニングが起きるから、それができないんだ」

「つまり彼ら(ピレリ)は大きな課題に直面しているということだ。ドライバーがマシンのコントロールを失って、なすすべがなくなる。そういう状況にならずに水たまりを通過できるようにしなければならない」

「幸運にもマックス(・フェルスタッペン)のように(同じ場所でスピンしながら)ウォールにクラッシュせずに済む場合もある」

「一方、不運にも僕やキミ、ロマン(・グロージャン)、(フェリペ・)マッサのようになることもある。僕らはほぼ同じ場所でクラッシュした。ほとんどコーナーではない場所でね。だからがっかりしている」

クラッシュしたエリクソンのマシン
クラッシュしたエリクソンのマシン

 スタート前、ピットからグリッドに向かうラップの途中でクラッシュしたハースのグロージャンは、今のフルウエットタイヤは「最悪」だと述べた。

「ウエットコンディションでももっといい性能を発揮するタイヤが必要だ。ストレートでマシンのコントロールを失うというのはかなり悪い事態だ」とグロージャン。

「エクストリームウエットがお粗末なタイヤだということが分かるよね。グリップがなくて、ものすごく大きなリスクを背負わなければならないんだ」

本日のレースクイーン

香月まひろこうづきまひろ
2026年 /
富士スピードウェイサーキットナビゲーター「クレインズ」
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.1 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画!?
    プレリュードのコクピットを千代勝正と坪井翔がチェック!

  • auto sport

    auto sport 2026年11月号 No.1625

    ドライビングの超常識
    2026-2027

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円