オーストリアでパスカル・ウェーレインが10位入賞を果たし、1ポイントを獲得してから、マノーは10レースにわたって選手権10位にいた。ところが、フェリペ・ナッセがインテルラゴスでのホームグランプリで2ポイントを獲り、ザウバーに今季初めてのトップ10フィニッシュをもたらした結果、コンストラクターズ選手権の順位でもザウバーがマノーの上に立つことになった。

 この1点の差は、彼らにとって大きな意味を持つ。2015年の実績に基づいて試算すると、マノーが11位でシーズンを終えた場合、2016年分の分配金は約1350万ドル(チーム予算全体の1/6にあたる)も減ってしまうからだ。

 この買収交渉が成立すれば、2015年初めに救われて以来、チームが示してきた目覚ましい進歩も報われることになるだろう。

 昨年、チームの「スーパータイム」(チームの週末を通じての最速タイムを、全体の最速タイムを100%として、パーセンテージで表わした値)は、106.459%だった。これは昨年2番目に遅かったチーム(マクラーレン)と比べると、3.427%劣っていた。

 だが、マノーの今年のスーパータイムは、最終戦を残した時点で103.810%だ。これは2番目に遅いチーム(ザウバー)に対してわずか0.293%差でしかなく、昨年との比較では2.649%も改善されている。

 英AUTOSPORTは、この交渉が終了するまで、マノーの2017年のドライバーラインナップが発表されることはないものと予想している。

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