レースを終えて、ジャーナリストたちが待つ『メディア・ペン』の取材エリアにやってきた角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、木曜日までの笑顔はまったくなかった。それは、次のような第一声からもわかる。

「本当に悔しい気持ちでいっぱいです」

 予選で大クラッシュした角田は、この日、パワーユニットとギヤボックスを交換し、最後尾からスタートした。オープニングラップで最後尾から15番手までジャンプアップ。「自分の意思でインターミディエイトタイヤでスタートした」という角田は、ウエットタイヤでスタートしたものの雨が上がり、ペースの上がらなくなったチームメートのピエール・ガスリーを交わして、13周目には13番手まで順位を上げた。

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