ドメニカリは、スパ・フランコルシャンの観客たちが耐えていたつらい状況と落胆に同情した。観客のほとんどは8時間以上風雨にさらされながら、正式なレースを見ることを願っていたのだ。

 しかしドメニカリは、天候が改善されるまで進行を遅らせ、コンディションが危険すぎると分かったときにレースを中止するというレースコントロールの決定も支持した。

「観客にとってはもちろん残念なことだ。ちゃんとしたレースを誰もが観たがっていたのだから」

「だが私はレースコントロールの判断は完全に正しいと考えている。レースをしたいという願いと意志があった。そして情報が来ると私はそこでの状況がどうなっているかを追った。レースを行えるほど天気が改善する可能性があったのだ」

「その後リスタートが行われ、意見は非常に明確だった。しかし反対にもうひとつの気象予報が届き、不可能であることが分かった」

「誰もが感じた落胆を考慮しても、マネジメントの点であれは正しい行いだったと考えている」

「全員の安全を考慮する必要があり、それは非常に重要なことなのだ。前にも言ったように、まず落胆したのは私だ。なぜなら私はレースを愛しているからだ。だがレースができないコンディションというものは常にある」

2021年F1第12戦ベルギーGP ケメルストレートで観戦するファン
2021年F1第12戦ベルギーGP ケメルストレートで観戦するファン

 ドメニカリは、レース主催者のスパ・グランプリと、日曜日の雨のイベントに来たファンたちに対して何ができるかについて話し合いが行われるだろうと語った。

「主催者とともにそうしたことを話し合うことができるだろう」

「チケットを販売しているのは我々ではない。この状況下で適切な補償をしていくという観点から、何かしらの配慮がされると示すことはできるかもしれない。そうした気持ちを表すことだ」

「残念ながらレースは体をなしていなかった。チケットを買っても、こういう現実がある。結局のところ、我々は主催者とともにファンに対して最大限の配慮をすることを検討しているのは確かだ。今年起きたことを鑑みて、すでに彼らが考えているアイデアがあると思う」

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