2021年F1第13戦オランダGP初日は、2回のフリー走行中に計3回の赤旗中断が起きた。特にFP1の中断は40分に及び、周回時間はわずか20分にとどまった。そんななか、下位カテゴリーでもこのサーキットの走行経験のない角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、パワーユニットの電装系トラブルで最初のセッションをほぼ走れずに終わる。
それでも修理を終えたFP2では順調に31周をこなし、13番手とまずまずの結果で初日を終えた。他のホンダドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が5番手、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)7番手、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)12番手と順位的には今ひとつだったが、必ずしも本来の戦闘力を反映したものではなさそうだ。