●モンツァ名物トウ奪戦/金曜日の様子

 高速サーキットではドラッグを低減したセッティングでレースに臨む。メルセデスがハイダウンフォースのモナコとローダウンフォースのモンツァにおけるリヤウイングの比較画像を公開。羽の寝そべり方が顕著だ。

 シーズン屈指の高速サーキットであるモンツァは、スリップストリーム、通称トウを効かせることが予選タイムを引き上げるテクニックとして知られている。

 多くのドライバーがトウを活用すべく、特に最終コーナー手前のストレートで譲り合いを行うため渋滞が発生するのが通例で、今年ももれなくトウ奪戦が行われた。

 トウの奪い合いはピットロードから行われている。ただ事故の危険を冒してはいけない。そこかしこでアンセーフリリースとも捉えられるピットアウトが。のちにアルピーヌとアストンマーティンには5000ドルの罰金が。

 そして予選最速を叩き出しのがボッタス。今シーズンは辛酸を舐めてきたがようやく結果が実った格好だ。ただし予選前にシーズン4機目のパワーユニットに換装していたことから決勝レースは最後尾スタートに。どのドライバーもどこかでペナルティを受けるのは確定しているが、なんとも言い難いタイミングだ。

 予選中にハプニングが。ラティフィの目の前を野生のウサギが横切ったのだ。緊急回避もあってウサギは無傷で森の中に帰っていったがラティフィ本人はヒヤリ。昨年は犬に翻弄されたが、今年も動物とF1の距離は近い。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
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