さて、またも雨のレースとなったトルコGP決勝は霧雨でございます。
くせ毛のわたしが現地にいたならば、もれなくクルクルパーマになっていたでしょう。
不快指数120%でございます。
カルロス・サインツさんに加えて、ダニエル・リカルドさんもパワーユニット交換のため、ライコさんは17番手からスタートです。
さてそのレース結果ですが。
ボッタスさん、ポール・トゥ・ウインで優勝です。
無事トップを守り切れましたー!
いやあ最後まで危なげないレースでございました。
メルセデスの思い出作りと人は言うけれども(ごめん、わたしもそう思った)
もしもハミルトンさんが、レース終盤追いあげてきていたならば、また違う展開もあったんだろうけれども。
来なかったんだからしょうがないよね!
完璧な仕事をし終えたボッさんの、ニッコニコな表彰台が印象的でございました。
ルイス・ハミルトンさんは5位でゴールされました。
10グリッド降格しての5位。
たぶんハミルトンさんの中では、もうちょっと上にいる予定だったんだろうなぁ。
……いまだに話題の、ハミさんのあのピットインのタイミング。
ノーピットにチャレンジしたいハミさんと、ピットインさせたいチームとのやりとりは剣呑な雰囲気で。
結果的には、タイヤも生かせぬ中途半端なタイミングになってしまいました。
ノーピットマン・オコンさんと比べようにも、最後まで走り続けていないからタイヤがもったかなんてわからないけれど、
チャンピオン争いをしているチームとしては、当然のリスク回避だったのではと思います。
背負ってるものが大きいと、チャレンジングさせたくてもさせられないのよ。チームはつらいのよ。
クルマを降りた後、ヘルメットを脱がずに歩くハミさんはくやしさが滲みでておりました。
その伝説のノーピットを成功させたオコンさん。
90年代のノーピットとはタイヤの性能も違うし、そもそも条件も違うから比べられないけれども、
ドライバー人生で、条件が整うレースなんて、そうそう出会えるものじゃないのでは。
……実はわたくし『よし、このままノーピットでいってしまえ』って観戦中によく言う人なんですが、
まさか本当に、ノーピットなレースが観れるとは思わなかった(笑)
ちょっと感動してしまいましたよ。
オコンさんのゴール後のタイヤは、ほぼ死体な状態でございました。
ギリギリの賭けに勝利しての1ポイントゲットおめでとう!
角田くんがハミルトンさんを8周も押さえたのにはしびれました!!
ハミさんからしたら、迂闊に抜くのが恐い相手だったかもしれないけれど、
あの8周、角田君はフェアに走られておりましたよ。
あそこで角田くんが押さえ、ペレスさんが押さえ、ガスリーさんが追い立てたからこそ、
フェルスタッペンさんのチャンピオンシップリーダーに返り咲きにつながったわけで。
……あとは、角田くんのあのスピンがなかったらなぁ。
ポイントとれなかったのが残念無念であります。
それにしても。
何度も言っちゃうけれども、鈴鹿で観たかったなちきしょうめ!
あーさて、我らがライコさんですが……。
今回は特に見せ場がなく。
いや本当になかった。
画面にも映らなかった。
そしてポイントもなかった。
終盤、チームメイトのジョビさんにびったりくっついておりましたが、抜かせずの12位で終了です。
次回、アメリカで存分に目立っていただきたく!
そういえば、セバスチャン・ベッテルさんがミディアムタイヤにチャレンジしていましたね。
ベッテルすべってる。
SNSで、きっと溢れているであろうとオヤジギャグをガマンしたのは、わたしだけではありますまい。
次回はついにアメリカGPでございます。
恐怖のアメリカ時間が、ついにきてしまいました。
29時って何時ですか(朝です)
誰も寝てはならぬGP、みなさん、ほどほどにがんばりましょう。
それではまたお会いしましょう!
