F1初開催となるサウジアラビアGPの初日フリー走行で、ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載する4台はトップ10に入る速さを見せた。しかしアルファタウリ・ホンダがピエール・ガスリー3番手、角田裕毅8番手と順調さを窺わせる一方で、レッドブル・ホンダ勢はマックス・フェルスタッペンがメルセデス2台にかなわず4番手、セルジオ・ペレスは9番手にとどまった。
それでもホンダF1田辺豊治テクニカルディレクターは、「滑り出しとしてはよかった」と評価。エンジン全開率の高さや回生エネルギーマネジメントの点で難易度の高いコースでもあるが、「パワーユニットの使い方はある程度見えています」と、予選、レースに向けて自信を見せていた。