●全力ゆえの結末/土曜日の様子

 ホンダパワーユニット勢、そしてメルセデスの調子はどちらも上々で完全な一騎打ちモードだ。順当に予選を突破してきたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)は最終アタックまで僅差の戦いを演じ観る者を唸らせる。

 最終アタックでフェルスタッペンが痛恨のタイヤロックでタイム更新ならず。トト・ウォルフ(メルセデス代表)もライバルとはいえ渋い表情を見せたのが印象的だった。

 アルピーヌのフェルナンド・アロンソはフェルスタッペンのアタックを見ながら予選後のインタビューを受ける。もっとも会話どころではなくその走りに釘付けで、当然目力が入る。フェルスタッペンがウォールにヒットした際は自らのことのように悔しがった。

 好走を見せたのがフリー走行で大クラッシュを喫したフェラーリのシャルル・ルクレールだ。チームにハードワークを強いてしまい申し訳ないというコメントを残した若きリーダーは気を吐き4番グリッド獲得に成功した。

 王座を守るには勝ち続けるしかない状況でポールポジションを獲得するハミルトンは流石の一言に尽きる。専属フィジオのアンジェラ・カレンとともに一番時計を喜んだ。

 安定感が増してきた角田。同日開催中のFIA-F2で見られたターン1進入での混乱さえ回避できれば入賞は手堅いか。自身もマシンの良さに手応えを得ており決勝レースが楽しみだ。

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