■「マクラーレン・ホンダは十分な進歩を成し遂げていない」
マクラーレン・ホンダは2015年の9位(103.026%)から2016年は7位(102.217%)に上昇した。しかしアンダーソンは、まだ改善が十分ではないとして、パフォーマンス不足の原因を次のように分析している。
「マクラーレンは改善したが、トップとの差はまだかなり大きい」とアンダーソン。
「パフォーマンス不足の原因は、75パーセントが(パワーユニットサプライヤーの)ホンダにあり、25パーセントがマクラーレンにあると思う。だが2015年にアグレッシブなパッケージングを選んだことで、マクラーレンがホンダを苦境に追い込んだことを忘れてはならない」
「さらに、シャシーも、一部のサーキットでは強さを発揮したが、オールラウンドなマシンといえるほど、力を発揮できる幅が広くない」
「マクラーレン・ホンダは正しい方向に向かっているが、本来持っているべき速さはなく、まだ先は長い」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています