F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第5戦マイアミGP編です。

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 マイアミ・グランプリのドデカさには驚かされた。

 つまり、イベント全体の規模が度外れに大きかったということだ。まず、水曜の夜にドライバーとチーム代表の全員をサーキット内のステージに集めて、開催記念パーティーを行えるレースはそれほど多くはない。ほとんどのグランプリでは、木曜か金曜になるまではフルメンバーの半分も揃っていないのだから。

 そればかりではない。関連する催事の数も常軌を逸していた。そうしてマイアミは、少しでも多くの目立ちたがり屋を呼び込もうと努めていたのだ。

 レースオーガナイザーも、そのあたりはよく心得ていた。ターン8の内側に、偽物の水面に本物のヨットを並べた特別な観覧席を設けていたのである。確かに眺めの良い場所ではあるものの、料金はひとり数千ドルだったという……。

 ただ、公平を期して言えば、この偽マリーナには私たちに笑いのネタを提供するという役目も果たした。

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