フレデリック・バスールは、自身が下したルノーF1チームから去るという決断が、今季新加入のニコ・ヒュルケンベルグにとっては受け入れがたいものだっただろうと認めた。 

 ルノーがワークスとしての復帰して2016年シーズンを終えた後、バスールは上層部との意見の食い違いからチーム離脱を発表した。

 ルノーは今年、ジョリオン・パーマーのチームメイトとしてニコ・ヒュルケンベルグと契約した。バスールは、新加入のヒュルケンベルグがルノーのリーダー、そして精神的支柱になると歓迎していた。

 ヒュルケンベルグは2008年にフォーミュラ3のユーロシリーズでタイトルを獲得し、2009年にはGP2のタイトルも獲得したが、このとき彼が所属していたARTグランプリはバスールが代表を務めていたため、今回の離脱騒動はより複雑なものになった。

「ルノーを去るという決断を下すとき、そのことが大きなハードルになったんだ」バスールはヒュルケンベルグとの関係についてそう語った。

「私はニコと親しいので、ルノーが彼を獲得するために多くの力を注いだんだ」

本日のレースクイーン

七星じゅりあななほしじゅりあ
2025年 / オートサロン
尾林ファクトリー/東京オートサロン2025
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    もっと見る
  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

    詳細を見る