「僕たちはふたつの方法で首を鍛えている。ひとつめは、ジムで首にウエイトをつけて、引っ張ったり重さに耐えたりするトレーニングだ。これはコース上での動きにとてもよく似ていて、加速のGに耐えるためのもの。ふたつめは特別なゴーカートに乗ることで、これは週に2、3回行っている。ウエイトによって、ヘルメットは1.5キロから2キロ重くなる。これがF1マシンの中で耐えるGの再現になる」

 フォース・インディアに加入したエステバン・オコンは、マシンの要求に耐えられるよう、トレーニングキャンプの期間を2週間から2カ月に延長。ハースのドライバーとなったケビン・マグヌッセンは、トレーニングに集中するため、休暇は出かけずにデンマークの自宅で過ごしている。

「マシンはドライビングが非常に難しくなるだろうから、ハードなトレーニングをするモチベーションは極めて高い。トレーニングによって大きな違いが出るんじゃないかと感じているんだ。トレーニングといっても、ただ2時間自転車をこいだりトレッドミルの上を走ったりするんじゃない。本当にきついトレーニングだ」とマグヌッセン。

 マクラーレンのストフェル・バンドーンは、「シミュレーターでは正確にGの負荷を再現することはできない。ということは冬の間にたくさんトレーニングをして、予測される状況に備えなければいけない」と言う。マシンに乗ってみるまでは正確な予想ができないため、ドライバーはできるだけハードなトレーニングで備えるべきというのが、バンドーンの意見だ。

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / スーパー耐久
raffinee μ's
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円