F1での3年目を迎えた角田裕毅がどう成長し、あるいはどこに課題があるのかを、F1ライター、エディ・エディントン氏が忌憚なく指摘していく。今回は2023年F1第4戦アゼルバイジャンGPと第5戦マイアミGPについて振り返ってもらった。
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これがアメリカ流のショーってやつなのか。駐車場にサーキットを作るという発想が、私にはいまひとつ理解できない。それでもシーザーズ・パレスGPに比べれば、ハードロック・スタジアムのコースの方がずいぶんマシだ。3つのセクションには全く違う特性が与えられ、高低差も設けられている。シーザーズ・パレスは同じ4つのコーナーを3回繰り返すレイアウトで……なんだね、また君は無礼にも口をはさんで。