イゾラも、5月のスペインGPでは、レースペースが1分18秒前後になると考えており、「レースペースの予想は難しい。毎年バルセロナには、多くのチームが大規模なアップデートや新しいパーツを持ち込み、クルマが大幅に進歩するからだ」と語る。

「したがって、もしテスト終盤での予選シミュレーションのタイムが1分18秒台だとすれば、レース本番ではレースペースがそのあたりになるのではなかろうか」

 ピレリの1分18秒台という予想は、テスト中に達成可能なタイムとして、何人かのチーム関係者が示した数字ともほぼ一致している。

 現在のコースレイアウトになってからのバルセロナでの最速ポールポジションタイムは、2010年にマーク・ウエーバーがレッドブルで出した1分19秒995だ。その1年前には、ブラウンGPのルーベンス・バリチェロが予選で1分19秒954を叩き出したが、これはQ2でのタイムだったため、ポールタイムの記録にはなっていない。

 だが、バルセロナでの史上最速ラップタイムは、2008年のインシーズンテストで残されたものだ。このテストでは、ドライバーたちが翌年から導入されるブリヂストンのスリックタイヤを試し、当時ルノーをドライブしていたフェルナンド・アロンソが、テスト中盤に1分18秒483をマークしたのだ。

 ピレリによると、テスト序盤での様子を見る限り、2017年のタイヤは彼らの目標を達成したようだという。つまり、昨年よりデグラデーションが小さく、熱特性が安定していて、レース中にドライバーがタイヤの温存をあまり考えずに、プッシュして走れるタイヤになっているということだ。

 また、イゾラは、走行中のデータが示すダウンフォースレベルは、1年前より大幅に上がっていると述べた。

「ダウンフォースは、昨年と比べて30%前後増えると考えていた。まあ、実際にはそれほどでもないとしても、25%くらいにはなりそうだ。何人かのドライバーのコメントを聞いたところ、ブレーキングで深く突っ込めるようになったし、コーナーでも速くなっていると言っていた」

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