F1第15戦イタリアGP予選Q3の1回目のタイムアタックを終えた段階で、暫定ポールポジションには地元フェラーリのカルロス・サインツが立ち、チームメイトのシャルル・ルクレールが2番手につけていた。フェラーリの1-2体制に続いていたのが、現在9連勝中のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
最後のアタックはルクレール、フェルスタッペン、サインツの順でコースインしていく。フェラーリ勢2台の間に割って入った理由をフェルスタッペンのレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼに尋ねると、「ルクレールのトウ(スリップストリーム)を使うことも考えたが、途中でやめて、クリアラップをとることを優先した」と言う。