この案がF1委員会で承認される前に、先月のストラテジーグループの会合で採決されたとき、ウイリアムズは賛成票を投じていた。
バーニー・エクレストンは、ソフトウェアを書き直す必要があるとの理由から新フォーマットの導入を遅らせる可能性も示唆していたが、その問題はすでに解決されたようだ。また、Q1とQ2ではノックアウト方式を採用しQ3のみ現行の方式とするという折衷案も出されたが、先日の世界モータースポーツ評議会では完全なノックアウト方式が承認されている。

こうした迷走や反対意見の続出がF1のイメージを損なったのではないかとの問いに、ウイリアムズは「紆余曲折はありましたが、それがF1というものです。そのくらいの方が退屈しなくていいでしょう」と答えている。
「バーニーが延期に言及したのは、実施に向けての現実的な問題点がいくつかあったからです。つまり、それは『あまり良いアイデアではなさそうだから考え直そう』ということではなく、『メルボルンに間に合うように導入が可能かどうか、よく考える必要がある』という話だったのです」

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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