メルセデスのエンジニアたちは2024年型マシンに懸命に取り組んでいるが、チームは現在のW14のデザインをアップグレードすることも引き続き重要だと強調している。
メルセデスは当初、昨シーズンの“ゼロサイドポッド”のコンセプトを2023年も引き継いでいた。しかしこのアプローチが行き詰まり、モナコでは大幅に改良されたマシンを展開した。それ以降マシンは開発プログラムの一環として進化を遂げてきた。夏の間にパフォーマンスは向上し、メルセデスはF1のコンスタントラクターズランキングで2位の座を保持できているが、W14はいまだに圧倒的強さを持つレッドブルのRB19には敵わない。