いよいよ開幕した2017年F1第1戦オーストラリアGP、今年もムッシュ柴田氏が現地の様々な情報をお届けしていきます。
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「あれを見ろ!」「鳥か、飛行機か」と、全員が空を見上げるメルボルンのパドック。
開幕戦名物、オーストラリア空軍のデモランです。メルセデスではトト・ウォルフまで出て来て(写真右)、子供のようにはしゃいでました。その合間にパワーユニットの開発責任者アンディ・コーウェルがガレージの入り口に立ってるのを見つけて、「こっちに来いよ」と、腕を振り回して誘うのですが、コーウェルはただ笑ってるだけでした。地上を走るものしか、興味がないのかもしれません(笑)。
恒例の木曜ドライバー会見は今回2部制でした。第1部にルイス・ハミルトン、ダニエル・リカルド、セバスチャン・ベッテルのトップ3に加えて、フェルナンド・アロンソが出席。
レッドブルでチームメイトだった二人は、実に和やかな雰囲気です。
こちらもの二人も、一応チームメイトだった時もあったはず。なのに、ほとんど言葉も交わしません。ハミルトンの自撮りにも、アロンソはまったく無反応。
会見が始まってからも終始厳しい表情を崩さないアロンソでしたが、
「どんなF1になったらいい?」という質問に対し、「全チームが同じエンジンになればいい」と答えた時だけは、笑顔を見せてました。