今週もある意味フェラーリ以上に注目を集めているのがマクラーレン。初日から3回もコース上に止まり、2日目も午前中に止まってエンジン交換とあいなりそれっきり延々走れず。

 そのためピットガレージも衝立で閉じられている時間が多く、姿を見せるのを待つメディアも退屈すぎて記念写真とか撮っちゃってるし。

 ちょっと気になるのが、トラブルが起きてマシンがコース上にストップし赤旗が出ているというのに、どうも締まりのない様子のメカニックたち。緊張感が感じられないのは、この2週間でもうトラブルに慣れっこになってしまったからでしょうか?

 オイル漏れでストップした直後の2日目の昼には奇しくもザック・ブラウンの記者会見が予定されていたのですが、相次ぐトラブルに関する質問が出ることを予測して技術面担当のエリック・ブーリエも同席。

「これがテストというものだから」という言い訳はかなり苦しかったように感じられましたが、
「壊れるのはリヤがタイトするぎるからか?」
「メルセデスAMGより柔らかいタイヤを履いていても遅くてなおかつ壊れるのはなぜか?」
「残り2日間で間に合うと思っているのか?」と、辛辣な質問のオンパレードでした。

 一方、コースインする前にスタート練習をしようとしたところでシステムエラーが出て止まってしまったトロロッソ。慌ててメカニックが全力ダッシュで救出に向かいますが、これが速い! F1の機材はカーボン製だし持っている装備品はそんなに重たくはないとはいえ、なかなかのダッシュでした。これもメカニックの瞬発力を試すテストだったりして?

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