スペイン人ライターのF1シンガポールGP便り:2018年のライバルが仲良く隣同士
スペイン在住のフリーライター、アレックス・ガルシアのモータースポーツコラム。今回はシンガポールGPの現地の様子をブログ形式でお届けする。
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F1グランプリの週末にジャーナリスト生活がどうなっているか疑問に思ったことはありますか?今回はシンガポールGPに行く機会があったので、パドックの様子を紹介できるように、カメラの代わりに私のスマートフォンで撮影することにしました。一度だけ、モータースポーツの「魅力」を忘れて、フィルター越しではないパドックの今を見てみましょう。
シンガポールGPは、シンガポールの中心地で行われます。 ひとつの都市が国そのものであることを知っていると、面白い気分ですね。 またF1にとっても、ユニークな週末でした。 シーズンのヨーロッパラウンドは終わっているので、チームはモーターホームやトラックは置いてきている代わりにコンテナを使用します。
そのためパドックはヨーロッパのレースとはとても違って見えます。興味深いところでシンガポールGPではチームごとに『ユニット』を構築しています。ホンダも独自のユニットを持っています。トラックがないので、パドックは小さいですが、良い雰囲気ですね。
木曜日のパドックはとてものんびりしています。テレビ局のインタビューがあるのでドライバーやチームスタッフに近づくのは簡単ですよ。
マリーナベイ・ストリート・サーキットの夜は素晴らしい景色です。メインストレートは狭く、ピットレーンも狭いです。そのため、メディアセンターから非常に近くからマシンを見ることができます。次戦のマレーシアGPが開催されるセパンサーキットとは大きな違いです!
マクラーレンからトロロッソへ。 シンガポールGPでマクラーレン・ホンダの離別騒動が話題の中心となりました。2018年からホンダがトロロッソにパワーユニットを供給します。マクラーレンとトロロッソが隣り合ったビルユニットになっているのはちょっと面白い関係ですね。
もちろん、ピットレーンとビルの順番は、2016年のコンストラクターズ選手権の結果によって反映されます。でも、おもしろい偶然でしょう!