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モタスポブログ

2017.09.26

スペイン人ライターのF1シンガポールGP便り:2018年のライバルが仲良く隣同士


モタスポブログ | スペイン人ライターのF1シンガポールGP便り:2018年のライバルが仲良く隣同士

ライコネン選手が笑っている!?パドックでは時々珍しい光景を目にします。しかし実際には、現場とテレビで見られるF1ではしばしば違っているのです。

ここは全シーズン中で私が気に入っているプレスルームのひとつです。 テーブルを並行にし水平に並べるよりも優れていると思います(個人的な好みですが)。 すべてがきちんとしていて適切に配置されており、視界が素晴らしいです。さらにフードサービスがとても良い。

でもやはり、私は鈴鹿や富士などの日本のサーキットに訪れたいですね。

夜間のパドックは、私の一番好きな風景の一つです。ただ、当然の話ですがシンガポールの労働時間はほとんどが夜ですので、その好きな光景もあまり見る機会がありません。それでも、夜のレーストラックはとても美しい場所です。とても静かで週末のレース活動と大きな矛盾があります。私はいつも帰る前に夜の散歩をしますが、とてもリラックスできますよ。

分かりづらいかもしれませんが、これは非常に興味深い写真です。 フォーメーションラップの直前に撮影して、雨が降っているのを確認することができます。ウエットとなったレースでは、セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの選手権にとって大きな影響を及ぼしました。

ダニール・クビアトのマシンから煙がたくさん出ていましたが、実際はただの蒸気でした。シンガポールの気候は非常に湿っているため、エンジンの熱と雨、そしてカウルの水がこのスモーク現象を引き起こしたのです。

レーススタート時の接触は議論の余地があるものでした。みなさんも2台のフェラーリがクラッシュしている写真を見たと思います。メディアセンターから、私はマックス・フェルスタッペンがレッドブルのガレージに戻ってくるのを見ることができました。このような失望の瞬間でも、F1は正しいイメージを与えることの重要性を忘れることはありません。

フェルスタッペンの前にいるメカニックはオレンジ色のレッドブルキャップを持っており、このあと行われる写真撮影のために数分落ち着くのを待って帽子を彼に渡しました。その時の彼は絶対に怒っていました!フェルスタッペンは非常に難しい2017年を経験しています。

レースが終わったあとで、フェラーリのスタッフが機材をコンテナに戻すために懸命に働いているのを見て、私は謙虚になりました。 通常、レース後は勝者(この場合はメルセデス)に注目が集まります。

しかし、F1に限らずモータースポーツには敗者がいて、他のみんなと同じように懸命に働いているのです。今年、最大の失望を味わいながらも、すぐにマレーシアに送るために機材の準備を開始するフェラーリのメカニックたちに敬意を表したいと思います。


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